KUA`AINAのメニューでは、ハンバーガーを見ると1/2「LB」、1/3「LB」と記載されています。『このLBって、何?』と疑問に思ったことはありませんか。
この「LB」とは重さの単位で、「パウンド(またはポンド)」と読みます。1LBは約450gなので、1/2lbと1/3lbは、
と、いうことになります。
1/2LBが卵4個よりも少し重たく、1/3LBがだいたい卵3個分とイメージすれば、わかりやすいでしょうか?
これらのパティにパン、トマト、レタス、ローストオニオンにマヨネーズが加わったKUA`AINAのハンバーガーはアメリカンサイズ。厳選された食材とハワイ本店直伝の調理法による味はもちろんのこと、このボリュームも自慢のひとつです。ちなみに1LBは、16oz(オンス:1オンスは約28g)= KUA`AINAの(S)サイズドリンクカップ1杯分とも表せます。
“POUND”なのに“LB”なのはなぜ?
ところで、なぜ「pound(パウンド)」なのに「LB」と表記されるのでしょうか。その起源は古代ローマ時代まで遡ります。
古代ローマ時代の重さの単位は「libra pondo」というラテン語でした。「libra pondo」は天秤で重さを量る際のおもりの意で、そこから重さの単位として用いられるようになったと考えられています。ちなみにlibraとは「天秤」の意で、現代英語Libra(天秤座)の語源になっています。pondoは「ぶらさがる」の意で現代英語pendant(ペンダント)の語源です。そして時が経ちlibraが「LB」という表記で残り、一方でpondoが「pound」という英単語と発音で現代に残ったのです。余談ですが、イギリスの通貨単位「ポンド(LBのLに天秤棒)」やイタリアの通貨単位「リラ(lira)」も語源は全く同じです。